ペニトリンMAXの効果や口コミ評判・副作用を徹底分析【薬剤師解説あり】

ペニトリンMAXの効果や口コミ評判・副作用を徹底分析【薬剤師解説あり】

ペニトリンMAXは、アメリカやタイで販売されていた精力サプリ「ペニトリン」の日本版製品です。

海外版のペニトリンの公式サイトによると、世界中で累計100万個も売れたとある人気商品です。

誰もが利用する可能性のあるビタミンなどの栄養サプリメントとは異なり、男性としての活力に不安のある年齢層の男性といった限定されたユーザーが中心となる精力サプリが100万個も売れるというのは凄いことです。

このような製品を日本の企業が放っておくはずがなく、海外版のペニトリンを改良して日本で販売し始めたのがペニトリンMAXです。

今回は、ペニトリンMAX(日本版)とペニトリン(海外版)を比較しながら、ペニトリンMAXの特徴をつかむことができたらと思います。

ペニトリンMAXとペニトリンMAXの原材料の比較

ペニトリン(一粒)海外版
  • L-アルギニン  260mg
  • L-シトルリン  140mg
  • 亜鉛      15mg
  • ポリフェノール 15mg
  • カルシウム   5mg
  • 結晶セルロース 50mg
  • 二酸化ケイ素  4mg
  • 空カプセル 96mg  他
ペニトリンMAX(一粒)日本版
  • L-アルギニン  260mg
  • L-シトルリン  700mg相当(100倍濃縮)
  • 亜鉛      15mg
  • ポリフェノール 15mg
  • カルシウム   5mg
  • 結晶セルロース 50mg
  • 二酸化ケイ素  4mg
  • トンカットアリ 150mg相当(10倍濃縮)
  • プロポリス抽出物 10m

ペニトリンとペニトリンMAXとを比較して大きく違うところは、ペニトリンMAXはペニトリンの原材料に「トンカットアリ」と「プロポリス」が加えられているところですね。

後、「空カプセル」というのも気になるところです。

 

空カプセルが意味するところは?

ペニトリンには英語で「empty capsule」と表示されており、直訳すれば「空カプセル」ということになります。

空のカプセルというのは、ゼラチンで造られている粉末を収納しているカプセルのことを意味しています。

ペニトリンの成分表から考えると、空のカプセルが3番目に多い成分ということになりますので、一粒当たりのカプセルの重量が結構大きいということが分かります。

そこで、ペニトリンMAXの容器に直接表示されている原材料を見てみると、「L-アルギニン ゼラチン デキストリン…… 」という書き出しから始まっています。「あれっ?」と思われた方がおられると思います。

日本のサプリメントには、原材料一つ一つの質量を表示する義務はなく、 ペニトリンMAXの容器には原材料名だけが含有量の多いものから順番に表示されています。

ゼラチンやデキストリンは先ほど示したペニトリンMAXの成分には含まれていません。

デキストリンは成分名の結晶セルロースのことであり、粉体を顆粒にするときに加えられる接着剤のようなもので、効果に関係する成分ではありません。

また、ゼラチンはペニトリンで公開されている「空カプセル」に相当するもので、こちらも効果に関係するものではありません。

有効成分というのは薬と同じで極めて微量で効果を発揮するものもたくさんあり、重量が少なくても必要量含まれていればよいのであまり気にする必要はありません。

 

ペニトリンMAXの濃縮成分も要注意です

ペニトリンMAXのL‐シトルリンとトンカットアリには「相当(〇〇倍濃縮)」という表示が加えられています。

ペニトリンMAXでは、高濃度に添加することが難しい成分を濃縮することで、微量添加でも高濃度配合を実現しているということになります。

例えば、L-シトルリンは700㎎相当(100倍濃縮)ということですので、濃縮されたL-シトルリンは7㎎しか添加されていないことになります。

 精力剤に限らず、濃縮した成分を使用しているサプリメントは、有効性を単純に重量だけから比較判断するのは危険です。

 

アルギニンの生殖機能への有効性は?

国立健康・栄養研究所の報告によると、L-アルギニンはNO(一酸化窒素)産生によって成長ホルモン分泌、免疫機能、脂肪の代謝などを上昇させる働きのあることが認められています。

L-アルギニンがL-シトルリンに代謝される過程で発生するNOによる血管拡張作用によって血液の流れが良くなり、血液に含まれる栄養素の働きで様々な機能も活発になるというわけです。

他方、生殖機能の向上については、L-アルギニンを一日に5g摂取することで機能性勃起不全の改善が自覚されたという報告もあれば、プラセボよりも有効であるという証拠は認められなかったという報告もあります。

簡単に言えば、効果はあったりなかったりということで、勃起不全の理由と個人差に依存しているということのようです。

参照URL:国立健康・栄養研究所「アルギニン」
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail601.html

L-アルギニンの勃起不全の改善効果については、代謝の際に発生するNOによる血管拡張によって陰茎に血液が流れやすくなるというのが一般的な見解です。

何らかの理由でNOの発生量が減少していることが原因で勃起不全に陥っている人にとっては、L-アルギニンを摂取することで不足しているNOが補われる効果が期待できるのかもしれません。

 

ペニトリンMAXのほうが5倍多いシトルリン

L-シトルリンの量を比較すると、ペニトリン一粒あたり140㎎であるのに対し、ペニトリンMAXでは一粒あたり700㎎含まれています。

シトルリンはスイカやキュウリに含まれるアミノ酸の一種で、体内への吸収が速いことが知られています。

国立健康栄養研究所によると、L-シトルリン自体には血管を拡げる効果はありませんが、体内でL-アルギニンに変換されることで血管を拡げる効果を発揮することができるようになります。

参照URL:国立健康・栄養研究所「シトルリン」
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail1122.html

体内で発生するアンモニアを尿素として排出するために機能しているのが尿素回路(オルニチン・サイクル)と呼ばれる代謝経路です。

尿素回路では、体内で発生するアンモニアはL-シトルリンに組み込まれた後にL-アルギニンを経由して尿素として排出されるものとL-シトルリンに再変換されるものに分かれます。

 

 

すなわち、L-アルギニンは即効性のある血管拡張成分であり、L-シトルリンはL-アルギニンに変換されるステップ分だけタイムラグが発生する遅効性の血管拡張成分ということになります。

従って、この両者を同時に摂取する相乗効果によって、血管拡張、すなわち、陰茎に血液を送り込む効果は直ぐに現れるとともに持続するということが期待できるというわけです。

 

ペニトリンMAXに加えられたトンカットアリとプロポリスとは?

トンカットアリは、男性ホルモンの分泌を促す植物成分として知られています。

ラットでトンカットアリの効果を試してみたところ、テストステロンと筋肉量が増加し、精子の濃度や精子運動能もアップしたというデータがあります。

参照URL:NCBI「In vivo effects of Eurycoma longifolia Jack (Tongkat Ali) extract on reproductive functions in the rat.」
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23464350

プロポリスには、トンカットアリのような男性ホルモンを増加させる効果はありません。

しかし、プロポリスの中に含まれるフラボノイドは抗酸化作用が強く、悪玉コレステロールの生成を抑え、動脈硬化を予防したり血行を促進したりする働きを持っています。

その他にも、代謝を活発にするビタミンやたん白質の元となるアミノ酸も豊富に含まれています。

動脈硬化や血行不良は男性性機能を低下させる原因の一つでもあり、メーカーサイドではプロポリスの摂取によって長期的なED予防や改善が期待できる可能性があるとのではないかと考えていると思われます。

参照URL:わかさの秘密「プロポリス」
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/propolis/

 

まとめ

この記事で分かったこと
  •  アメリカやタイなどで販売されている大人気の精力サプリ「ペニトリン」が改良され、「ペニトリンMAX」という商品名で日本版が作られた
  • ペニトリンとペニトリンMAXの原材料量の比較:ペニトリンMAXはシトルリンがペニトリンよりも5倍含まれている
  • ペニトリンMAXにはトンカットアリとプロポリスが加えられており、残りの原材料は両者とも同じである

現在は情報社会の真っ只中で、世界の情報が日本にどんどん入ってきます。

外国で売れている製品があればすばやく日本流にアレンジして日本の市場で売り出す日本の企業ですが、「売れている=効果がのあったリピーターが多い」と考えるとその商品を日本に持ち込むという姿勢は選択肢を増やすという意味では重要なことかもしれません。

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