マックスオムの成分を徹底分析!ムクナとクレアチンによる精力増強効果は期待できるかも

マックスオムの成分を徹底分析!ムクナとクレアチンによる精力増強効果は期待できるかも
マックスオム(Max Homme)という名前はフランス語で、日本語に直訳すると「最大の男」ということになります。
精力増強サプリと最大の男からイメージされるのが「男性シンボルを大きくする」ことになりますが、名前通りの効果が期待できるのかを検証したいと思います。

外箱には、L-アルギニン、L-シトルリン、クレアチンと記載されており、一見すると精力剤によくあるアルギニン系、シトルリン系の精力増強サプリのようですが、公式サイトを読み進めると天然物もそれなりに配合されているようです。

マックスオムを開発するにあたっての、コンセプトは「サイズアップ」、「パワフル持続力」、「折れない闘争心」ということですが、ここまで男性シンボルをイメージさせる言葉を並べておきながら「男の心構えのことです」と注意書きを入れているところが少し笑えました。精力剤はインパクトも大事ですから、この遊び心は評価できます。

正直なところ、アルギニンやシトルリンの配合量もそれほど多いとは思えませんし、配合されている天然物も特に目新しいものも見当たりません。

強いてあげるならば、他社であまり見られない成分は、ムクナいう天然原料とクレアチンという有機酸です。

それでは、配合されている成分や天然原料の面から、マックスオムが名前負けしない製品なのかを調べていきましょう。

 

アルギニン、シトルリン系の精力増強サプリなのに配合量が少ない?

マックスオムは一日に2粒の摂取が目安となっており一日に摂取できるL‐アルギニン量が170㎎となりますが、他社のアルギニン系の精力増強サプリでは1,500㎎、1,600㎎の製品もありますので、量的にはかなり少ないということになります。

L-シトルリン量でみても2粒に含まれている量が70㎎ですので、シトルリン量としても少ない方です。

ただ、公式サイトには、天然型の「L-」ということにこだわっているように書かれており、L-シトルリンは国内最高グレードの超微粒子粉末を採用していることも自慢しています。

 以下の解説を見てもらえると分かると思いますが、マックスオムの主張が本当に正しいのかどうかに対する答えは「No」です。

 

D型とL型の違いは?

アミノ酸にはL型とD型があり、天然に存在するアミノ酸はL型であり、化学合成で造られたときにはL型とD型が半分ずつできます。

体内ではL型のアミノ酸しか代謝されませんので、L型にこだわるというのは間違っているわけではありません。

 

他社の精力増強サプリもL型を使っている!?

アミノ酸は化学合成で造ることもできますが、近年では、アルギニンやシトルリンはほとんどが発酵法、すなわち、微生物によって造られているので、世の中に出回っているアルギニンやシトルリンはほとんどがL型といっても過言ではありません。

公式サイトでは海外品の原料に合成品が多いということですが、昔ならばいざ知らず、少し名前の知られたところで販売されているのはすべてL型ですし、昔は合成品を扱っていたという会社も現在は撤退しており合成品を入手する方が難しいくらいです。

従って、原材料欄にアルギニンやシトルリンというように書かれている製品であっても、使われているのはほとんどがL型と考えて問題ないと思われます。

 

超微粒子のL‐シトルリンに意味は無いのでは?

原料粉末を超微粒子に加工することはコストがかかりますのでグレードが高くなるのは理解できますが、アルギニンやシトルリンのように水に溶けやすい物質では原料粉末の粒子の大きさは吸収に影響することはありません。

超微粉末粒子のグレードが高いのは、粉末を混合したり顆粒状にするときに効率よく均一に加工することができるというメリットがある、すなわち、製造会社にとって大きなメリットがあるという理由からです。

 

マックスオムに配合される天然原料を検証

マックスオムには、L-アルギニンとL-シトルリンの効果を補助するための高栄養価の天然原料が配合されていることもアピールされています。

マックスオムの配合されている天然原料
  • 冬虫夏草
  • クラチャイダム
  • マカ
  • トンカットアリ
  • マムシ
  • スッポン
  • ニンニク
  • ムクナ
  • ガラナ
  • 牡蠣

公式サイトに記されているように、漢方薬の「多種調合」するという考え方に沿って考えられた配合ということです。

漢方では患者が置かれている状況を根本から、すなわち、体調そのものを改善しながら、問題となる症状を緩和するための薬が調合されます。

しかしながら、科学的な根拠の濃い薄いはありますが、他社の精力増強サプリにも多種類の原料を混合した製品はたくさんあります。

 

天然原料の効果で強壮と精力の増強

いずれの原材料も栄養価が高く滋養強壮効果が高いことは言うまでもありませんが、クラチャイダム、マカ、トンカットアリは精力増強サプリではお馴染みの原材料で、いずれもL-アルギニンが豊富な食材です。

アルギニンの効果はアルギニンがシトルリンに変化するときに出てくる一酸化窒素が血管を拡げることにあり、陰茎の海綿体に流れ込む血液が増加することでサイズアップにつながるというのが直接の効果といわれています。

また、牡蠣に豊富に含まれる亜鉛と合わさることで、男性ホルモンであるテストステロンの増強によって、低下した勃起能力の改善に貢献することも期待できます。

クラチャイダム、マカ、トンカットアリは単独でも多種調合でも精力増強サプリに使われている原料であり、マックスオムのようなアルギニンとシトルリンを配合した製品に加えられる副原料としては、定番中の定番と言える素材です。

ただし、他社であまり見ることが無い原料としては、ムクナがあります。

 

ムクナは効果が期待できるかも・・・!?

ムクナはヒマラヤ山脈が原産のマメ科の一年草で、インドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」に収載されている植物です。

ムクナ豆に含まれるL‐ドーパ(レボドパ)と呼ばれる物質には脳内のドーパミンの分泌を促進するということが報告されています。
すなわち、L-ドーパが豊富に含まれているムクナを配合することによって、意欲を高め気持ち良いという感情を向上させる効果が期待されます。

参照元:PubMed Neurotox Res. 2009 Feb;15(2):111-22. doi: 10.1007/s12640-009-9011-7. Epub 2009 Feb 20.「Assessment of symptomatic and neuroprotective efficacy of Mucuna pruriens seed extract in rodent model of Parkinson’s disease.」
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19384573

L-ドーパはドーパミンの合成を行う脳内の細胞が減少することによって起こるパーキンソン病の治療薬や向精神薬として使用されることのある成分です。
日本でも「八升豆」という呼び名で江戸時代ごろから食用として利用されているほど、古い食歴のある素材です。
医薬品として利用されることからも分かるように、L-ドーパのドーパミン効果は科学的にも解明されておりますので、ドーパミン分泌量の増加によって落ち込んだ気持ちを高める効果は期待できるかもしれません。

 

クレアチンという原料は?

マックスオムに配合されているクレアチンという有機酸も他の精力増強ドリンクではあまり見ることのない名前です。

クレアチンを摂取すると体の中でクレアチンリン酸というエネルギーを蓄える物質に変換されます。
人の体を動かすエネルギーはATP(アデノシン三リン酸)というアデノシンに三つのリン酸が結合した物質で、ATPからリン酸が一つはずれたADP(アデノシン二リン酸)に変わるときにエネルギーが産み出されます。
すなわち、疲れた身体にはATPではなくADPが多くなっています。

そんなときに、クレアチンリン酸からリン酸がADPに手渡すことで、ATPが再生され体に弱った活力を取り戻すことができるというわけです。

クレアチンは、アスリートが体にエネルギーを供給するために、プロテインと共に利用することが多い有機酸です。

参照元:マックスオム公式サイト
http://www.altrism.com/lp/citrulline/indexhpm.html

 

まとめ

①マックスオムに含まれるL-アルギニンとL-シトルリンの量は、特に多いというわけではない
②アルギニン効果をサポートするために加えられている天然原料は滋養強壮効果は期待できる
③配合されている原料は、一部を除いて他の製品と差別化できるものではない
④ムクナは性欲亢進が期待できるかもしれない
⑤クレアチンは弱った体に活力を取り戻せるかもしれない

ムクナとクレアチン以外は他の精力増強サプリと差別化できるようなものではありませんが、ムクナとクレアチンによる精力増強効果は期待できるかもしれません。

敢えて「かもしれません」というのは、配合されている量が全くわからないためにどの程度の効果があるのか予測できないからです。

結果的には、マックスオムはアルギニン系の精力増強サプリとしては極めてありきたりで、配合されているアルギニンの量としては物足りないくらいです。
しかし、同時に配合されているムクナとクレアチンの効果で、萎えた男性シンボルが復活する可能性はあるのかもしれません

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