
アルギニン、シトルリン、あるいは、その両方を同時に配合された精力増強サプリは、最も多いタイプの勃起力アップを期待できるサプリメントです。
明確になっているメカニズムはアルギニンがシトルリンに変化するときに発生する一酸化窒素が近隣の血管を拡張させることにあり、アルギニンには陰茎海綿体に流入する血液量を増加させる効果があるというわけです。
アルギニンから合成されたシトルリンは体内で再びアルギニンに変換されることも分かっており、シトルリンを摂取することでアルギニンの供給源となる効果が期待できます。
裏を返せば、アルギニンとシトルリンを配合するというだけでは、他の類似の精力増強サプリと差別化ができないという状況です。
- アルギニンの方が良いのか?
- シトルリンの方が良いのか?
- 両方配合している方が良いのか?
- 量は多い方が良いのか?
- どの程度の量までならばOKなのか?
- 天然物から摂取した方が良いのか?
- 成分だけを精製したものが良いのか?
など、考え方は様々ですが、アルギニンとシトルリンを配合した精力増強サプリは、自社の製品の優位性を競うために様々な工夫がされています。
単一成分で商品化している精力増強サプリは配合量を競い、両者を配合しているサプリは配合比をアピールするものもあります。
また、アルギニンやシトルリンを豊富に含む天然物を使用することで他社との差別化を図る商品もあります。
どんな商品が良いのかという絶対的なものは無く、効果のある人もいれば効果のない人もいるということからも分かるように、要は、自分に合っているかどうかということになります。
そのような背景のもと、アルギニンやシトルリンの効果をより確実に、あるいは、パワーアップさせて利用できるようにするサポート成分で工夫するというのも一つの手段です。
フュージョンEXプラスは、配合されているアルギニンやシトルリンなどの効果を最大限に引き出すサポート成分としてバイオペリンという成分を同時配合した精力増強サプリです。





この記事の内容
フュージョンEXプラスの特徴は?
フュージョンEXプラスは、冒頭でも申し上げたように、アルギニンとシトルリンを主成分とした精力増強サプリで、はっきり言って、珍しい類の商品ではありません。
公式サイトには、フュージョンEXプラスはアルギニンとシトルリンを主成分として200種類以上を独自配合したサプリメント紹介されていますが、200種類の内訳については何も紹介されていませんし、いろいろ調べても原材料が記載されたサイトはありませんでした。
精力増強効果、滋養強壮効果のありそうな、あるいは、あると伝承されている原料を配合すれば、総数にして200種類くらいに届くことは十分考えられますし、同じように多種類の原料を配合した精力増強サプリも珍しいというわけではありません。
公式サイトでは、リニューアルしたフュージョンEXプラスはシトルリンの量を従来の2倍に増量したと書かれていますが、元の量が分からなければ2倍というのがどれくらいのものかが分かりません。
さらに、アルギニンは生体で利用されるL-アルギニンという形で配合しているとアピールされていますが、これについても、生体内で存在するアミノ酸がL体であるということを考えると当たり前の話で、むしろD‐アルギニンを探す方が困難なくらいです。
参照元:フュージョンEXプラス 公式サイト
https://body-custom.net/fusionex/?mobeeaff=K9l2hFfs17577718
しかしながら、否定的な話ばかりではありません。アルギニンとシトルリンはどちらも尿素サイクルという体内に溜まったアンモニアを尿素として体外に排出するための代謝経路のメンバーで、デトックス効果に関与する成分です。
また、繰り返しになりますが、アルギニンが尿素サイクルと別の経路でシトルリンに代謝される際に発生する一酸化窒素が血管を拡げて血液の流れを活発にするとともに、シトルリンはそのままアルギニンに再生されることでアルギニンの供給源となる物質です。
すなわち、アルギニンやシトルリンが配合されることは、デトックス効果に加えて下半身でアルギニン→シトルリン→アルギニンの代謝が起こり、陰茎海綿体に血液が流入し、勃起力が向上するという精力増強サプリの定番というわけです。
マカやクラチャイダムといった天然物に精力増強効果があると言われる理由も、これらに含まれるたんぱく質がアルギニンリッチであることにあります。




フュージョンEXプラスの最大の特徴はバイオペリン!
「バイオペリン」というのは黒胡椒などに豊富に含まれている辛味成分であるピペリンを商品化したもので、アメリカのサビンサ社の登録商標です。
ラーメンに胡椒を入れると体が火照り汗が出やすくなるという経験がる人は多いと思いますが、胡椒に含まれるピペリンには血管を拡張することにより血流促進効果やエネルギー代謝をアップさせる効果があります。
他方、ピペリンには摂取された栄養素の利用率を向上させる作用があることも見出されており、ピペリンを豊富に含む黒胡椒抽出物であるバイオペリンをサプリメントに配合することで有効成分を効果的に利用することが可能になるということになります。
サビンサ社では、「各成分に特別な処理を施さなくても、(バイオペリンと)一緒に配合するだけで非特異的に生体利用率を向上できる」ということでアメリカや日本で特許も取得しています。
実際に、たったの5㎎を配合するだけで様々なサプリメントの効果が上がることが期待されることから、バイオペリンの販売は上向きということです。
バイオペリンで有効成分の利用率が4倍!?
ピペリンの有用成分の利用率の向上という効果は、肝臓における血液中の異物分解を阻害する作用、すなわち、フュージョンEXプラスに含まれるアルギニンやシトルリンの濃度が高く維持されることによって起こると考えられます。
公式サイトに出されているバイオペリンの効果を表すグラフで見る限り、利用率はおよそ4倍になっています。
いくら有効成分が配合されていても、利用されることなく排出されてしまっては効果を体感することができませんし、効果が現れる前に肝臓で分解されてしまっては元も子もありません。
言い換えるならば、同じような成分が配合されている精力増強サプリを比べたときに、バイオペリンが配合されているフュージョンEXプラスは効果率的に配合成分が利用されて、効果を体感できる可能性がアップするということがフュージョンEXプラスのコンセプトということと推測されます。
ちなみに、ここで解説されていることは、同じようにバイオペリンが配合されているヴォルスタービヨンドでも起こることです。
フュージョンEXプラスに配合されている200種類の成分にも意味がある?
バイオペリンが配合されている精力増強サプリは配合されている成分の利用率を向上させる効果が期待できるわけですから、有効成分の種類も多い方が良いというのは納得できる話です。
ただし、臨床試験や動物実験で検証されているのは一部の成分ですので、すべての成分の利用効率が上がると証明されているわけではないということは付け加えておく必要があると考えます。




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