男性機能の低下改善に東洋医学を取り入れる、EDに良いとされる漢方薬について調べました

男性機能の低下改善に東洋医学を取り入れる、EDに良いとされる漢方薬について調べました

今回のコラムのテーマは、ED治療と漢方薬です。

漢方薬として身近なもので有名なものといえば、風邪の症状に良いといわれている葛根湯が代表格ですよね。

これまで、ご紹介してきたバイアグラ錠などのED治療薬が西洋医学とすれば、漢方薬は東洋医学になります。

こ れまでの、ED治療薬の紹介記事(コラム)を読まれてきて、ED治療薬の即効性はスゴイものの、その副作用の多さに驚かれた方も結構いらっしゃると思いま す。確かに心臓が弱っている方や高血圧・低血圧の方がED治療薬を使用するには、副作用は心配の種になるかもしれません。

一般的に、安心だ。安全だといわれている漢方薬には副作用は見られないのでしょうか?次の章で、調べた結果を詳しく見ていきます。

漢方薬と副作用について調べてみました

漢方薬は、安心・安全と思われがちですが、薬ですので副作用が全くないとはいえません。

西 洋医学のお薬と比較すると、重篤な症状や、長引く症状になることは、まれのようです。漢方薬の副作用として多いといわれているのが、胃腸の働きが悪くな る、食欲の減退、発熱、じんましん、むくみ、動悸、眠れなくなる、血圧が上がるなどです。なかには、まれに肺炎を引き起こす重篤な副作用も報告されている ようですので、頭の片隅に置いていただければと思います。

漢方薬と副作用について理解したところで、本題となるED治療と漢方薬についてお伝えしていきたいと思います。

男性機能低下(ED)の改善に良いとされている漢方薬5つ

八味地黄丸

八味地黄丸(はちみじおうがん)は、ジオウ、サンシュユ、サンヤク、タクシャなどの生薬を混合して作られた漢方薬です。

効 能としては、疲労回復のほか、腎炎、糖尿病、陰萎(いんい・男性機能の低下)、坐骨神経痛、腰痛、かっけ、膀胱カタル、前立腺肥大、高血圧の改善などに良 いとされています。通常は、食前または食間に服用するものとされ、用量は、年齢や体重、症状によって増減するものだそうです。

桂枝加竜骨牡蛎湯

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)は、ケイヒ、シャクヤク、タイソウ、ボレイ、リュウコツなどの生薬を混合して作られた漢方薬です。

効能としては、小児夜尿症、神経衰弱、性的神経衰弱、遺精(無意識の射精)、陰萎(男性機能の低下)に良いとされています。

柴胡加竜骨牡蛎湯

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、サイコ、ハンゲ、ケイヒ、ブクリョウ、オウゴンなどの生薬を混合して作られた漢方薬です。

効能としては、高血圧、動脈硬化、慢性腎臓病、神経衰弱、神経性心悸亢進、てんかん、ヒステリー、小児夜啼(夜泣き)、陰萎(男性機能の低下)に良いとされています。

補中益気湯

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は、オウギ、ソウジュツ、ニンジン、トウキ、サイコなどの生薬を混合して作られた漢方薬です。

効能としては、夏やせ、病後の体力補強、結核症、食欲不振、胃下垂、感冒、痔、脱肛(肛門や直腸の粘膜部分が外に出るもの)、子宮下垂、陰萎(男性機能の低下)、半身不随、多汗症に良いとされています。

鹿茸大補湯

鹿茸大補湯(ろくじょうだいほとう)は、ロクジョウ、ニンジン、ニクジュヨウ、ジュクジオウなどの生薬を混合して作られた漢方薬です。

効能としては、疲労回復、貧血、食欲不振、神経痛、関節炎、肩こり、冷え症のほか、勃起障害に良いとされています。

漢方薬は、体に優しいけど、根気が必要です

男性機能の低下に良いとされている漢方薬は、意外と数多くありました。また、効能も、いろいろとあり、男性機能の改善だけではなく、健康の増進のために服用したら良さそうですね。

ただ、ED治療薬のように即効性は見込めませんが、長い目で根気よく、無理をせずに男性機能の低下と向き合って治療をしていきたいと思われている方には適した方法だと思います。

男性機能低下を東洋医学の考え方から検証してみるとためになることが判明!

これまでのコラムで、男性機能回復に漢方を取り入れることもアリだということを何度かお伝えしてきました。

そのなかで、漢方や東洋医学というのは、何を基本に成り立っているのだろう?

医学というくらいだから基礎があって応用があるはずだと思いました。個人的な興味から、今回は、漢方や東洋医学の基本についてまとめてみることにしました。

漢方(東洋医学)の考え方についてまとめてみました

漢方(東洋医学)には、八綱(四診)・六病位・気血水・五臓論という考え方があるようです。

それぞれについて詳しく見ていきます。

八綱とは?

八綱と書いて「はっこう」と読むそうです。その前に説明しないといけないのが漢方では、ヒトの体力や体質、病気の状態などを「証」といいます。

医者などが、その証を見極めるために診察をします。その方法として「四診」という概念があります。

その四診というのが、陰陽・虚実・寒熱・表裏となっているそうです。

この四診をあらわす、陰・陽・虚・実・寒・熱・表・裏の8つの言葉を八綱と呼びます。

陽証

体温が高く、汗をかきやすく、冷たい物をよく飲む方を指し、陰証は、寒がりで暖かい格好などを好み、冷え性の方を指すようです。

実証

目や声に力があり皮膚につやがあるが腫物ができやすく疼痛を患いやすく、においのきつい便をする方などを指し、虚証は、目や声に力がなく脈も弱いが、汗をかきやすく、においが少ない便をする方などが当たるようです。

寒証

文字とおり、冷感、冷え、血の巡りが悪くなる、体の局部の温度が低くなることを指し、熱証は、充血や紅潮、口渇、熱を帯びた疼痛などが当たるようです。また、興味深いことに寒熱2つの症状が出ることもあり、顔はほてりがあるのに足は冷たいなどの症状がその例といえます。

表証

頭痛や熱、筋肉のこわばりや関節の痛み、むくみなど症状が体表部位に出ているものを指し、裏証は、下痢や便秘、排尿異常など症状が内臓深部に出ているものを指すようです。

胸痛や悪心、嘔吐などは半表半裏といわれているそうです。

以上を踏まえると、男性機能の低下は、血の巡りが悪く勃起力がないといえることから陰・虚・寒・裏だといえます。

六病位とは?

六病位というのは、病気の状態を症状によって6つのステージに分けたものだそうです。

この6つのステージによって医者が処方する漢方薬も違ってくるようです。

気血水とは?

ヒトは、気・血・水の3つの要素で成り立っています。

このバランスが良いときは健康な状態であり、このバランスが崩れると体調が悪くなります。

気は、生命活動の源で、エネルギーのことを指します。病は気からというのはまさしくこのことのようです。

そしてこの気の病(異常)は、主に気虚・気滞の2つがあります。気虚(ききょ)は、気が不足した状態(疲労など)、気滞(きたい)は、気の巡りが悪い状態(イライラなど)を指します。

主に血液で、それだけではなく皮膚や毛髪も指します。血の病(異常)は、血の不足から起こる血虚(けっきょ)と血の巡りが悪いことから起こる瘀血(おけつ)があります。

血液以外の汗、唾液、尿などの体液を指します。水の病(異常)は、水毒があり、むくみや発汗の異常、めまい、耳鳴り、鼻水、たん、せき、腹水、消化不良などが当たります。

これらを踏まえると、男性機能の低下は、気虚、瘀血が該当しそうです。

五臓論とは?

五臓論は、体内を5つに分けたものです。肝・心・脾・肺・腎の5つですが、臓器そのもののことではないようです。

肝は、精神的なものや新陳代謝を指し、心は、意識や覚醒、睡眠、血の循環を指します。脾は、食べ物の吸収や血の巡りなどを指し、肺は、呼吸と皮膚機能を指します。最後に腎は、成長・発育・生殖機能を指します。

以上を踏まえると、男性機能の低下は、心と腎の異常だといえます。

まとめ

調べてみると個人的には面白かったです。

東洋医学の基本を知っておくとなんとなくですが、自己管理がやりやすくなるような気がしました。

また、男性機能低下を改善するために漢方を処方してもらうときも、陰・虚・寒・裏・気虚・瘀血・心・腎という言葉を覚えておくと良いでしょう。

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