ED改善に漢方薬は効果ある?4つのEDタイプから判断するおすすめの選び方

近年は西洋医学と東洋医学を併用して治療にあたるケースも見受けられますが、ED改善にも東洋医学で使われる漢方薬は効果があるのでしょうか?
そんな疑問をお持ちの方のために、ED改善を目的とした漢方薬についてご紹介いたします。

現在は、EDを改善するのに、西洋医学で処方されるバイアグラ、レビトラなどが主流になっています。

心臓を始めとする循環器系統に異常が無ければ、バイアグラを出すか、レビトラシアリスを出すかといった程度の選択で、ED以外の症状には関係なく、冷え性の人も汗かきの人も同じように処方されます。

漢方薬は症状で選ぶ

バイアグラのような西洋医学が基礎となる薬は、EDという病名で選択します。

漢方薬は、EDになった人の症状や体質に合わせて総合的な判断のもとで選択します。

たとえば、やせ型で冷え性、胃弱といったことが視診や問診でわかると、医師はED発症の原因を体質から考えていきます。

バイアグラなどの西洋医学の薬には即効性があり、薬が効いている間は効果も発現します。

しかし、薬が切れると、効果は無くなります。

漢方薬であれば医師は当人の症状や体質などを加味して考えるので、同じEDであっても人間が違えば、処方される漢方薬はそれぞれ違うということになります。

EDは、ある意味、全身の異変からくると言われています。

漢方薬のように全身を診てから薬が決定されるという方法は、そのときだけのED改善だけでなく、EDが改善された後の再発防止までを留意していくやり方になろうかと思います。

ただ、デメリットとして、バイアグラのような即効性を期待することは難しいかもしれません。

漢方薬を活用するのに一番の利用価値がある方は、
  1. まだEDではない、または、EDになって間もない方で高血圧や糖尿病予備軍とは言われた
  2. 多忙な仕事によるストレス、あるいは、食生活をはじめとする生活習慣の乱れを感じている

上記のような、まだEDというほどではない、または、EDの初期であるというような場合、漢方薬の活用が非常に有効です。

4つのEDタイプから自分の体質を見極め漢方薬を選ぶ

とはいえ、自分に合った漢方薬を探すというのは、結構、難しいですよね。
薬局などで購入するとき、あるいは医師に漢方薬を処方してもらうときに知っておくと便利な漢方知識をここに掲載してみますね。

精力剤もそうですが、漢方薬は、医師の処方せんがなくても、薬局やドラッグストアで気軽に購入することができます。

店内にいる薬剤師や販売登録者などに尋ねるのが一番簡単で確実なんですが、少しでも知識があると、薬剤師の言うなりに購入するのではなく、アドバイスを理解して最終的には自分の判断で選択することができます。

最初に断っておきますが、漢方は無限にと思えるほど広い学問です。

 ここではEDに関係することのみに限定いたしますので、漢方をきちんと知りたいと思う方はそのようなサイトを覗いてみてくださいね。
宜しくお願いいたします。

参照URL:小太郎漢方製薬株式会社「漢方の基礎」
http://www.kotaro.co.jp/kampo/kiso/index.html

 

まずは自分の体質を見極める

世間一般でもいわれているように、漢方薬は西洋医学の薬に比べて効果がマイルドではあるのですが、自分の体質に合わない漢方薬を飲んだ場合には副作用が出ることも少なくありません。

そのため、自分の体質(漢方では証といいます)を知ることは、極めて重要なことです。

体質を決定するとき、気(き)・血(けつ)・水(すい)・精(せい)、この四つの因子を基本に自分の体質を考えていきます。

この四つの因子が良い状態でバランスを保っているときが、一番健康な状態です。

EDの存在はこの4つの因子のバランスが崩れている状態であり、その崩れ方には個人差があり体質によって異なってきます。

漢方医学では、この崩れている状態を気虚、血虚、気滞、血瘀(けつお)、湿邪、乾燥、寒邪、熱邪の8つのタイプに分類いたします。

これらの症状をさらに詳しく見ると、症状が動的であるのか静的であるのか、すなわち、炎症や発熱、充血といった活発な症状のあるなしによって、陽と陰という分け方をします。

また、体格が良く一見すると病気をしそうにない実証と弱々しく抵抗力の無さそうな虚証では、処方する漢方薬も変わってきます。

EDはどちらかいうと「虚」に属します。

 そこで、虚のタイプ別にED改善・予防に効果があると期待される漢方薬をご紹介いたしますので、自分の体質に照らし合せ、自分に合うと思われる漢方薬を見つけてみましょう。

 

性ホルモンの働きが停滞しているタイプのED(陽虚型)

性ホルモン、ここでは、男性ホルモンの働きが停滞しているために性欲や精力が低下したり、やる気が消失したりすることで、EDが発症してしまうタイプです。

このような場合は、前立腺肥大が原因の頻尿、残尿感などの諸症状を改善する時によく使われる「八味地黄丸料」がおすすめです。

血糖値の正常化にも効果を発揮するため、糖尿病性EDにも活用できます。

 

体内の水分が不足しているタイプのED(陰虚型)

精神症状と肉体症状が同時に出てくるような方に適しています。

例えば、強いストレスを感じた時に、目まい、頭痛などの身体的な異変を起こしてしまうことがあります。

このようなメンタルが原因でEDを発症しているという方には、「桂枝加竜骨牡蛎等」がおすすめです。

参照URL:せせらぎメンタルクリニック|精神科・心療内科「桂枝加竜骨牡蛎湯にはどのような効果・副作用があるのか【漢方薬】」
http://seseragi-mentalclinic.com/

血行が悪い、血液が不足気味のタイプのED(血虚型)

勃起するためには、陰茎海綿体に大量の血液が一気に流れこむ必要があります。

従って、血行が悪い人は勃起が起こりにくくなり、EDを発症するケースがあります。

このようなタイプの方は他の臓器、肝臓や腎臓への血液の流れも停滞気味になり、血液が不足しています。

特に、肝臓は、有害物質を無毒化し、血液の汚れも清浄化してくれる場所です。

従って、肝臓の血液が不足していると、陰茎に向かう血液の質も量も不足することになります。

このようなEDの改善、予防には「小柴胡湯」などがおすすめです。

 

何となく気力が湧いてこないタイプのED(気虚型)

気力減退は食欲消失につながり、やがては、性欲低下へとつながっていきます。

消化器系が弱い人もこのタイプで、胃や腸を手術したあとにEDになってしまったという方もこのタイプに属します。

このようなEDの改善、予防には「十全大補湯」などがおすすめです。

 

ED改善に効果がありそうな他の漢方薬

清心蓮子飲(せいしんれんしいん)

イライラしたり、緊張、ストレスなどから頻尿、残尿感といった膀胱炎かと思えるような症状をおこしたときに飲む漢方薬でです。

先に紹介した八味地黄丸料で食欲が減退したり、胃が不調になったりするような方は「清心蓮子飲」を選択するといいでしょう。

この漢方薬は、ときとして、心因性ED改善の効果が期待されています。

また、自律神経失調症にも効果画期待されていますので、幅広く活用することができます。

参照URL:小太郎漢方製薬株式会社「清心蓮子飲」
http://www.kotaro.co.jp/kampo/explain/seishin-exp.html

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
足がむくみやすく、下半身に冷えが生じる方、また、夜中、トイレに何度も行くという方にも効果的です。
下半身に様々な症状が集中することでEDにつながりやすく、65歳以上の高齢者に特におすすめです。

参照URL:小太郎漢方製薬株式会社「牛車腎気丸」
http://www.kotaro.co.jp/kampo/explain/gosya-exp.html

漢方薬局と看板を掲げてある薬局には上記のようなものがありますが、ドラッグストアなどは葛根湯とか定番のものしかおいていないこともあります。

 

 できることなら、漢方薬局という看板を見つけて入ってください。
専門の薬剤師があなたの体質、症状に合った漢方薬を選択してくれます。

 

この記事のポイントまとめ

  •  漢方薬は症状で選ぶ
  • 自分に合った漢方薬を選ぶにはまずは自分の体質を知ること
  • ED改善に関連性がある代表的な漢方薬の紹介
  • どちらかいうと、ドラッグストアなどよりは「漢方薬局の看板を掲げている薬局がおすすめ

漢方薬は、バイアグラやレビトラ、シアリスなどとの併用もできます。

また、身体的な理由でバイアグラを使用できない方なども、漢方薬を試してみてはいかがでしょうか?

根本からEDを治したいと思われる方は、漢方医学と向き合われるのも解決の一つだと思います。

 ただ、漢方薬は自分に合ったものを選ぶのは本当に難しいので、バイアグラなどを飲んでおられる方は処方医に相談、ドラッグストアであれば、薬剤師にご相談をお願いいたします。

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